【結婚式体験談】見学時の見積もりより大幅に高い請求をされた時の対処法

少人数結婚式

「式場から提示される初期見積もりは最低限のプランであることが多く、値上がりは必須」という話はよく聞きます。

多くのカップルは、見積もり額よりも多めに支払うことを承知の上で式場を決定していることでしょう。

料理や装花のグレードアップによって金額が上がるのは仕方のないこと。

しかし、以下のような場合はどうでしょうか?

  • 予約時の説明とは異なる金額を契約後に提示された
  • 見積書に入っていない項目が追加で請求された
  • 見積書の中に誤解を招く表記があり、十分な説明がなかった

先日結婚式を終えた私たちも、見学時にもらった見積額と、実際に支払う額にギャップがありました。

原因は見積書の中に誤解を招く表記があり、認識の差異が生まれてしまったこと。

交渉をしたのは契約後、挙式から1ヶ月前というタイミングでしたが、結果的には見積書を理由に約9万円の値引きをしてもらうことに成功しました。

私たちの体験から、見学時の見積もりより大幅に高い請求をされてしまった時の対処法について書いていきたいと思います。

私たちの場合

はじめに、私たちがどのような状況だったのかについて。

私たちは、見学時に以下の2点を伝えて見積書を作ってもらいました。

  • 会費制にしたいこと
  • 二人の自己負担額は30万円程度が希望であること

実際に出てきた見積書はこのようなものでした。

お二人の自己負担額:¥358,220とはっきり記載があります。

この見積書が決め手となって、会場を決定しました。

しかし、よくよく計算してみると、この「総合計」の欄には申込金の20万円が差し引かれた額が掲載されています。

つまり、実際の私たちの自己負担額は358,220円ではなく、558,220円だったのです。

そのことについての説明は一切ありませんでした。

気付いた時はもう申し込んでしまった後。

自分の不注意に自己嫌悪に陥るとともに、意図的に誤解を招く表記をされていた印象を受け、会場への怒りがこみ上げました。

最初に案内していただいた方にも、プランナーさんにも信頼を置いていたのでなおさらショックでした。

①まずは消費者センターへ行こう

この時点で、二つの選択肢が考えられました。

  1. すぐに会場に見積額の総合計について認識の差異があったことを伝える
  2. 挙式披露宴がすべて終わった後で伝える

どちらのタイミングでも、見積書の総合計に記載されていない20万円の値引きを交渉するつもりでした。

当日まで円滑に終わらせたく、全てが終わるまで黙っておきたい気持ちもありました。

認識の差異があったとはいえ、20万円の存在に絶対に気づかないような見積書になっているわけでもありません。私たちの側にも落ち度はあり、険悪な雰囲気になってしまう可能性もあります。

とにかく第三者の意見を仰いでから会場へ伝えるタイミングを決めようと、消費者センターへ二人で足を運びました。

相談員の方と話をさせてもらい、無料の弁護士相談会にも参加できました。

そこで言われたことは以下。

  • 確かに誤解を招く内容ではあるが、見積書自体に法的拘束力はない
  • 法的に問題になるのは契約書(しかし、私たちは申し込みの時点で契約書はありませんでした。判断材料は見積書と約款のみ)
  • 法的には、キャンセル料が妥当かどうかが争点になりそう。
  • 現在はプランニング段階なので見積書の内容は変えることができるはず。交渉の余地はあるので、すぐにでも話をしてみてはどうか

法律の観点から意見をもらえたことはとても有意義でした。

交渉を進める上で、会場側が大きな過失をしていないかを見極めるためにも、消費者センターの利用はおすすめです。

相談員の方の後押しもあり、気まずくなるのを覚悟でメールで問い合わせてみることに。

しかしながら納得のいく回答が得られず、直接会って話す機会を設けてもらいました。

②交渉に向けて準備をしよう

面談まで1週間空いていたので、その間に交渉の準備をすることに。

お祝いの言葉をかけてくれても、どんなに親身になってくれても、結婚式は多額が動くビジネスです。

単にクレームを言うだけで20万円まるまる値引きをしてもらえるとは到底思えませんでした。

20万円を目標点に、値引きしてもらうこと

あるいは

キャンセル料を無料にしてもらうこと

を目指すことにしました。

譲歩できる限界点を決める

まず、交渉に向けて二人で相談しながら「交渉の目標」「どこまで譲歩できるか」「どこで交渉決裂にするか」を、相手の出方を予想しながら打ち合わせました。

プランニング料として計上されている86,400円をボーダーラインとし、それ以上の値引きがあれば挙式続行、それ以下であればキャンセルすることにしました。

武器となる材料を集める

問い合わせに対して、メールでは、

「皆様へ最初にご案内をさせて頂く際は、お申込金を差し引いた額(総合計)が最終のご請求金額となります為、総合計からお二人の負担額を計算させて頂いております。」

という回答がありました。

(今になってもこの理屈はよくわからないのですが・・・)

おそらく、会場側は

①見積書をよく読めば20万円の存在には気がつくはずだし、申し込み時にしっかりと説明をしている(してもらった覚えはありませんが)ため、こちら側に過失はない

②他のお客様にも同じ見積書で案内しているが、このようなトラブルにはなっていない→あなた方の不注意では?

このような主張をしてくるのではないかと考えました。

しかし、この見積書は明らかに誤解を招く内容だと思われるし、他の方々に対して同じ案内をしているとは思えません。

そこで、Instagramを活用しました。

同じ会場で2年以内に挙式披露宴を行った方々にコンタクトを取り、見学時の見積書はどのようになっていたかを尋ねてみました。

4人にコンタクトをとったところ、返信をくれたのは2人。

どちらも見学時の見積書の画像を送ってくださいましたが、申込金の20万円は差し引かれていませんでした。

つまり、あの妙な見積書をもらったのは、最初から予算が低かった我々だけの可能性がある。

これで、②のような主張をされた時の武器ができました。

自分たちにだけ別の案内をしているのでは?と感じたら、SNSで同じ会場で挙式をした人の話を聞いてみるのがオススメです。

全員が答えてくれる訳ではないと思いますが、とても親身に相談に乗っていただけて助かりました。

他の会場に見学へ行く

私たちの場合はキャンセルも視野に入れていたため、他の会場へ見学へ行ってみることにしました。

あのような形の見積書が、業界全体として一般的なのか確かめるためでもありました。

同じ日程で挙式披露宴が可能な会場へ。

事情を話し、面談の翌々日まで日程を仮押さえしてもらいました。

(ちなみに見積書は申込金が差し引かれていない、「普通の」見積書がもらえました)

事情を話せば、会場との交渉を進めてもらえる場合もあると聞きます。

キャンセルも考えるのであれば、早めに他の会場をおさえておくと良いと思います。

③いざ、交渉

そして面談の日を迎えました。

  • ICレコーダー(録音しました)
  • 見学時にもらった見積書
  • メール文面のプリントアウト
  • Instagramでもらった他の人の見積書の画像
  • iPad(見学時の感動を綴っていたブログ記事を見せるため)

これらを持って出陣。

新郎はいつも短パンとか履いていますが、この日は話を聞いてもらう雰囲気を作るためにスーツを着てもらいました。

私も普段は履かないヒールを履いてジャケットを着用。

いつもはホットカルピスとか飲みながら打ち合わせをしていましたが、飲み物は断りました。

結果としては、持ってきた武器を活用しながら、どちらかといえばこちらのペースで交渉を進めることができました。

そして

  • フリードリンク半額
  • 衣装持ち込み料無料

二つの追加特典をつけていただき、90,180円分の値引きに成功しました。

交渉成立です。

泣き寝入りか、戦うか

「見積書や最初の説明と、実際の支払額が違う」というようなことは、ブライダル業界では割と頻繁に起こっているようです。

高い授業料だったと思って黙っているか、おかしいと感じたら主張するか。

どちらを選択するかは個人の考え方や価値観にもよるでしょう。

確かに気まずい思いはしましたが、私は主張してよかったと思っています。

Instagramでの情報収集などの武器集めは私が担い、話し上手な新郎が当日の交渉を一手に引き受けてくれました。

かつて、こんなに2人で団結したことはなかったかもしれません。笑

もし今同じような状況で悩んでいる方がいれば、第三者の意見を聞いて、自分の主張をしっかり持って、その主張を支える武器を集めてほしいと思います。

めちゃくちゃにストレスはかかりますが、その分交渉成立の時の達成感も大きいです。

ぜひ、泣き寝入りせずに戦ってください。

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