キャッシュレス

【ローカリゼーション】地域のお店でキャッシュレス決済をするとき、もっともエシカルな方法は

気候変動や不平等を助長しているのは、行きすぎたグローバリゼーションではないか、という意見があります。

安定した経済活動や、気候変動や不平等の解消といった視点から、ローカル化(ローカリゼーション)が見直されています。

食べ物に限らず地産地消が進めば、不必要な輸送が削減されて環境への負荷が減ります。

外国の工場で人々を不当な賃金で働かせることも少なくなり、格差縮小にも役立つでしょう。

参考

いまここから始める、多様で豊かな「ローカル社会」 ヘレナさんの「幸せの経済学」

 

地域のお店でキャッシュレス決済をするとき、問題になること

以上のような理由から、私も地域のお店を積極的に利用するようになりました。

地域のお店でお金を支払う際、利便性や感染拡大防止の観点から現金よりキャッシュレス決済を選ぶ方も増えているかもしれません。

しかしながらクレジットカードなどのキャッシュレス決済は手数料がかかり、払ったお金が100%お店に還元されているとはいえない状況です。

そこで、どのようにしてキャッシュレス決済をする方法が地域経済やお店にとって良いのかを調べてみました。

もっともエシカル・・・とまで言うと大げさかもしれませんが、地域のお店に還元されやすい支払い方法は以下のようになっている模様。

地域仮想通貨>PayPay、LINE Pay>クレジットカード

詳しく見ていきましょう。

 

もっともエシカルなキャッシュレス決済は地域仮想通貨(電子地域通貨)

地域仮想通貨(電子地域通貨)は、地域通貨のデジタル版と言えます。

地域通貨を使うことで、地域にお金がとどまり、地域やコミュニティ内での経済活動が活性化されるというメリットがあります。

地域通貨自体は2000年代初頭に日本で広がりを見せましたが、今や下火。

しかし、そんな地域通貨もデジタル技術の向上によって、ビットコインのような「仮想通貨」として生まれ変わり、新たに広がりを見せています。

例えば岐阜県高山市を中心とした「さるぼぼコイン」。

こちらはQR決済と同様に使うことができ、決済手数料も地域外に流出しません。

このような地域仮想通貨には、他にも

  • 東京ユアコイン(東京丸の内)
  • めぐりんマイル(香川県高松市)
  • アクアコイン(千葉県木更津市)
  • negi(埼玉県深谷市)

などがあります。

ちなみに、ドキュメンタリー映画「TOMORROW パーマネントライフを探して」でも地域通貨について触れられていてとっても面白かったので、興味がある方はぜひ観てみてください。

参考

デジタルが地方を救う、地域仮想通貨のインパクト

お金の地産地消!?「デジタル地域通貨」は地域経済活性化の有効打になるか

 

PayPayやLINEPayは(今のところ)決済手数料がかからない

次に使えそうなのは、PayPayやLINEPayなどのQR決済。

私含め、地域仮想通貨がない地域の方はこちらが選択肢に入ってくると思います。

PayPayは小さな個人商店でも導入しているところが多くて、「なぜだろう?」と思っていました。

調べてみると、PayPay・LINE Payともにお店側が負担する決済手数料が無料のようです。

導入にも運用にもほとんどコストがかからないので加入しているお店が多いんですね。

ただし、手数料が無料となるのは以下のように期間限定。

  • PayPayは2021年9月30日まで(期限後の手数料はまだ不明)
  • LINE Payは2021年7月31日まで(期限後の手数料は税別2.45%)

というわけで期限まではお店に還元される決済システムと言えそうです。

PayPayの手数料がどう決定するかにもよりますが、期限後は現金払いの方がお店にとっては良いかもしれないですよね・・・

私の地域はPayPayを導入しているところが多いので、PayPayをメインで使うようにしました。

 

クレジットカードの加盟店手数料は個人商店に不利

お店にクレジットカードを導入するためには「加盟店手数料」を払わなければなりません。

この加盟店手数料はクレジットカードの決済ごとにお店がカード会社に支払わなければならないものです。

コンビニや家電量販店、大規模店など決済回数が多いお店は手数料が低く設定されています。(2%後半〜)

反対に決済回数の少ない小規模なお店は手数料が高い場合が多いです。(3〜6%)

恥ずかしながら私はこれまで加盟店手数料などについて詳しく知らなかったのですが、クレジットカードの仕組み自体が、個人商店の経営者には不利になっていることに考えさせられてしまいました・・・

とはいえ、QRコード決済は導入しているけれどクレジットカード決済は導入していない、という個人商店は多いです。

結局は、クレカ決済はお店側が経営状況に合わせて導入を決定しているもの。

クレカ決済を導入している=クレカ決済のメリットを享受できる戦略なり資金力なり見込みがある、と判断して、遠慮なく使ってもいいのかもしれません。

参考

クレジットカード決済の「加盟店手数料」とは?業種ごとの相場も紹介

クレジットカード払いをするとお店に手数料がかかるから使わないようにしている…という意見に対して、私の持論を書いてみた。

↑こちらは手数料以外に着目すべきクレジットカードのメリットがある、という視点から書かれた記事で、納得できる部分も多いです。参考にぜひ。

 

 

One comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です