今や生活必需品となってしまったマスク。
私は布マスクを使っていますが、出先などで
- 「ちょっと外して置いておきたい」時や、
- 「新しいマスクに交換したい」
そんなときに使えるマスクポーチがあれば良いなと思いました。
既製品には理想的なものがなかったので、自分で作ってみることにしました。
マスクポーチ・マスクケースを作ろうとしている方の参考になれば幸いです。
マスクポーチの完成イメージ
出来上がりサイズは縦16cm、横20cmです。
私が作ったものは縫い目ガッタガタで申し訳ないくらいなんですが、然るべき人が作れば綺麗に出来上がるはずです。
広げたところ↓
裏にはスナップボタンがついています。↓
「ちょっとマスクを外して置きたいな〜」というときはここにマスクを置いておいて・・・↓
スナップボタンを留めて挟んでおくことができます。持ち運ぶときはこの状態↓
片側はラミネート加工になっているので、使用済みマスクはこちら側に入れておけます。↓
市販の不織布マスクも入る大きさです。
ラミネート加工の生地が手に入りにくい場合は、普通の生地でも問題ないと思います。
マスクの他にも、ハンカチポーチやおむつポーチなんかにしても便利かもしれませんね。
要は「二つ同じ形のポーチを作って、バイアス布でジョイントさせただけ」という代物です。
作り方の動画
今回、作り方の動画を作成したのでよかったら見てみてください。
必要な材料
- ラミネート加工生地 23cm×31cm 1枚
- 普通生地(厚手だと作りやすいです) 26cm×35cm 1枚
- 2cm幅のバイアス布 55cmくらい 1本
- 20cmファスナー 2本
- スナップボタン 1組
バイアス布は、端切れ布で作ることができます。
今回の場合は布を4cm×52cm幅に切って、長い方の両端を1cmずつ折ってアイロンがけすればOK。
手順としては、
ポーチを2つ作る→バイアス布でジョイントさせる→スナップボタンをつける
という感じです。
同じ大きさのポーチがすでに2つあれば活用しても良いですし、バイアス布ではなく布テープや端切れなどを使って良い具合に加工しても、似たようなものができると思います。
ネットの生地屋さんはほぼ休業状態ですが、「手芸ナカムラ」さんは営業してくれているみたいです。
ちなみに猫の生地もこちらで購入しました。
普通布のポーチの作り方
普通布のポーチを作っていきます。
今回は布の節約と軽量化のために裏地なしで作りました。
最初に、27cm辺の端を三つ折りにします。
まず1cm幅で折る→さらに1cmで折る、といい感じの三つ折りになります。アイロンをかけておくと綺麗です。
三つ折りをした部分にファスナーをマチ針で留めて縫います。
布を折って袋状にして、反対側も縫います。
両サイド縫えたら、下の黄色い線の部分を塗っていきます。おもて面から縫います。
縫えたらこんな感じ。
裏返して、黄色い線の部分を縫います。
おもて面よりも深め(ファスナー近く)に縫いしろをとります。
表に返したら、1つ目のポーチが出来上がり。
普通布だけで作る場合は、同じものを2つ作ります。
ラミネート加工ポーチの作り方
次にラミネート加工のポーチを作っていきます。
ラミネート加工生地はほつれないので、端の処理が不要です。
23cmの辺にジッパーをそのまま縫い付けます。
裏返して、黄色いラインを縫います。
表に返したら出来上がり。
2つのポーチをバイアス布でジョイントさせる
次に2つのポーチをジョイントさせていきます。
片方のポーチの下部分にバイアス布をぐるっと一周巻いて、マチ針で留めます。
バイアス布幅の半分をポーチに重ねた状態です。
この状態(バイアス布→ポーチ→バイアス布と重なった状態)でバイアス布とポーチを縫い付けます。
バイアス布の端はなんとなく内側に折り込んで処理・・・・
半分余ったバイアス布側に、もう一つのポーチを縫い付けます。
スナップボタンをつける
ポーチを折り曲げた内側にスナップボタンをつけて、完成です。
以上になります。
縫い目の雑さはともかくとして、まだまだレシピの改善の余地はありそうですが、ひとまず使えそうなものができたかな・・・という感じです。
もっと簡単に・少ない資材でできるレシピを思いついたら記事にしていきたいと思います。
先の見通しづらい日々が続いていますが、お互いに元気に過ごしましょう。
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