ゼロウェイスト

ゴミ出し3週間に1回でストレスフリー!家庭ゴミを減らすためにやったこと

ゼロウェイストに取り組み始めてから、家庭ゴミ(燃えるゴミ、プラスチックゴミ)の量が激減しました。

プラスチックゴミは1週間に1回、可燃ゴミは1週間に2回(20Lずつ)必ず出していたのが、どちらも3週間に1回、プラごみは40L、可燃ゴミは20Lのゴミ袋を出せば十分になりました。

つまりゴミ出しをするのは1ヶ月に1〜2回だけ。

ゴミ出しの手間が減り、朝の時間も増えてストレスフリーです。

2021/5/2追記:さらに2ヶ月に1回にまでゴミ出しの頻度を下げることができました。

【ゼロウェイスト】燃えるゴミは2ヶ月に1回。家庭ゴミを劇的に減らす4つのステップ

20Lのゴミ袋の中身

3週間に1度出す可燃ゴミ袋の内容は、

  • ペットの猫の排泄物(8割くらい)
  • ティッシュ、掃除の埃など(1割くらい)
  • 卵の殻、玉ねぎの皮などコンポスト処理できない生ゴミ(1割くらい)

となっています。

ほとんどが猫の排泄物で、猫用のゴミ箱がいっぱいになったら袋をしっかり縛ってメインゴミ箱に移動させて溜めています。

昨年、コンポスト「キエーロ」を導入してから生ゴミはコンポストで処理するようになりました。

コンポスト処理できない生ゴミはゴミ出しの日まで冷凍庫に入れているので、2週間溜めていても嫌なニオイはしません。

(今のところ、猫の排泄物のニオイ漏れもありません。)

ちなみにプラスチックゴミ袋の中身はほとんど商品パッケージです。

プラごみに対しては生活の脱プラを進めつつ、なるべくパッケージフリーのものを選ぶようにしています。

今回は特に変化が大きかった可燃ゴミへの対策をメインに書いていきたいと思います。

2021/4/9追記:猫の排泄物もコンポスト処理するようになり、さらにゴミが減りました。

猫の糞をコンポスト(自然にカエルS)で堆肥化して処理。燃えるゴミが激減

 

ゴミを減らすためにやったこと

ゴミを減らすためにどのような施策を講じたのか。

結論から言うと、「とにかくコンポスト」「コンポスト最高!」という感じです。

ひとつずつご紹介します。

 

何と言ってもコンポスト

昨年12月、生ゴミコンポスト「キエーロ」をルーフバルコニーに導入しました。

 

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それからというもの、生ゴミは全てこのキエーロ(の中に生息するバクテリア)が処理してくれています。

作るのはDIY初心者にとっては本当にめちゃくちゃ大変だったんですが、冬場にも関わらず生ゴミが消えているのでとても感動しています。

3〜4日間ほど生ゴミを蓋つきのバケツに溜めておき、溜まったらキエーロに埋めるだけ!バクテリアが分解し、土に還してくれます。

燃えるゴミはほとんどが生ゴミだったので、これでかなりの量を削減できました。

生ゴミは放っておくと臭うし、虫もくるし・・・という性質から、燃えるゴミ=毎回出した方が良いもの、という認識の方が多いのではないでしょうか。

私もゴキブリなどの虫が苦手なこともあって、きっちり週2回出さないと気持ち悪く思ってしまうタイプでした。

でも、今はその生ゴミを自分の家でコントロールすることができます。

もちろん、バクテリアが分解しやすいように細かく刻んだり、土とよく混ぜたりする手間はあるのですが、それでもゴミがキレイに土に還っているところを見るたびに、新鮮な驚きと感動があります。

「こんなものまで!」と思うものも分解してくれたり、混入した野菜の種から芽が出たり・・・今はキエーロの中に潜むバクテリアを育てているような気持ちです。

ここまで書くと変人のようですが、コンポストを導入すると、確実に生ゴミと向き合う姿勢が変わるはず。

特にキエーロは臭いもしないし、虫も湧きにくいので都会の方にこそおすすめです。

「大きすぎるし、作るの大変・・・」という方は、国立市などが「ミニキエーロ」なるものを販売しているのでチェックしてみてください。

 

ソーダストリームを導入

 

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以前は500mlペットボトルの炭酸水をたくさん飲んでいたのですが、コスト的にもゼロウェイスト的にもまずいだろうと思い、炭酸水メーカー「ソーダストリーム」を導入しました。

自分好みの炭酸水をいつでも作ることができる上、大量のペットボトルごみに煩わされることもなくなりました。

ソーダストリームの中にはガスシリンダーが入っています。レバーを押すことで水にガスを注入して炭酸水を作ることができます。

ガスシリンダーは近くの販売店で2000円程度で交換できます。シリンダーは繰り返し使われているようなので、無駄がなくてポイント高いですね。

 

ちなみに我が家の場合は、1日1本強炭酸ぎみに作って、ガスシリンダーを1本使い切るまでに2ヶ月半かかりました。

→だいたいシリンダー1本で37.5Lくらい作ることができました。

公式はガスシリンダー1本で60Lの炭酸水を作ることができると謳っているので、欲張って強炭酸にしなければもっと保つでしょう。

 

以前は1本80円程度のウィルキンソンを最低でも1日1本は購入していたので、節約という意味でも良かったです。

 

ステンレスごみ受けを導入

以前は排水溝にストッキングのネットを被せていて、1日1回交換していました。

今はセリアでステンレスのごみ受けを購入し、溜まった生ゴミはコンポスト用のバケツに入れています。

汚れても、ステンレスなので洗うとすぐに綺麗になります。

 

繰り返し使える蜜蝋ラップを自作

 

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余っていたハギレを使って、繰り返し使うことができる蜜蝋ラップを作り、使い捨てラップの代わりに使っています。

熱に弱いという特性があるので、完全にラップと同じように使うことはできません。

でも、野菜を包んだり、温める必要のない残り物のおかずに被せたり、使用頻度は高いです。

電子レンジを使うときはお皿を蓋がわりにしたりして、なんとか使い捨てラップの使用を抑えています。

購入すると高いことが多いので、手作りがお勧めです。

蜜蝋とハギレ、アイロンがあれば簡単に手作りできます。

 

ティッシュはやめて布巾を活用

以前は、生ゴミ以外の燃えるゴミの多くを占めていたのがティッシュやペーパーナプキンなどでした。

というわけで以下の施策を講じました。

  • 自分の部屋のティッシュ→布で作った布ティッシュを置く
  • キッチンのウエットティッシュ→無印良品の落ち綿布巾を購入し、繰り返し使う
  • 床の水拭きに使っていた使い捨てのクイックルワイパー→布に変更
  • 猫の吐き戻しの掃除に使っていたティッシュ→古い服やタオルで雑巾を作って利用

以上により、私個人はほとんどティッシュを使うことがなくなりました。

自室の布ティッシュでは普通に鼻をかんだりもしていますが、お風呂に入る時などにお湯と石鹸で洗って繰り返し使っています。

2021/4/9追記:布ティッシュを洗って使うのはとても手間がかかるのでやめました。

手芸の際に余った端切れ布などをウエスにしてとっておき、ティッシュのようにして使っています。

 

紙ナプキン&タンポンから布ナプキン&月経カップに変更

紙ナプキンとタンポンを併用していたのを、布ナプキンと月経カップに変更しました。

もともとタンポンユーザーだったこともあり、月経カップにはすんなり移行できました。

布ナプキンに関しては、月経カップと併用するのであればほとんど汚れないので、使い古しのタオルハンカチを折りたたんで当てておくだけでも十分代用可能だと思います。

現在は、

  • 月経カップ2個(大サイズと小サイズ)
  • 布ナプキン4枚(うち1枚はタオルハンカチ)

で、ひと月の生理を乗り切っています。

毎月、地味に嫌な出費&ゴミの量から解放されて良かったです。

 

協力してくれる人がいればこそ

このような感じで生活スタイルを徐々に変化させてきましたが、同居人である夫には大変な苦労をかけていると思います。

(めちゃくちゃ作るのが大変だったコンポストを作ったのも彼です)

コンポストのために残り野菜を細かく刻んでくれたり、蜜蝋ラップを使ってくれたり、ティッシュの使用を抑えてくれたり、声が小さい私の代わりにレジ袋を断ってくれたりと本当に協力してくれています。

めんどくせえと言いながらも面白がって生活に取り入れてくれる寛容さ・柔軟さを目の当たりにし、自分にはないパートナーの美点に改めて気づきました。ゼロウェイストありがとう。

とはいえ私の頑なさが行きすぎて迷惑をかけてしまう可能性も大いにあるので、心の余裕を忘れずに今後もゼロウェイストに取り組んでいきたいですね。

とにかくコンポストはおすすめです。

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