ゴミをなるべく出さない「ゼロウェイスト」な生活を目標にしています。
今回は、ゼロウェイストなスキンケアについて、私の試行錯誤の経験を交えながらご紹介します。
スキンケアにおけるゴミを減らすには、
- よりゴミが少なくなるアイテムに置き換える
- スキンケアのアイテムそのものを減らしてみる
- アイテムを手作りしてみる
こんなアプローチができます。
スキンケア周りのゴミをゼロにすることは難しいですが、ひとまず「はじめの一歩」として参考になれば嬉しいです。
アイテムを置き換える
もっとも簡単なのは、現在使っているものを、よりゴミが少なくて済むアイテムに置き換えてみる方法です。
例えば
- チューブ式・ポンプ式の洗顔料→固形石鹸
- 使い捨てのカミソリ→両刀剃刀やフェリエなど
- 使い捨てのコットン→繰り返し使える布
固形石鹸の方が圧倒的にゴミが少なく、パッケージも紙でリサイクルできることが多いので、肌に合う場合はおすすめです。
ムダ毛の処理には、使い捨てのカミソリより、刃を何度も交換できる両刀剃刀がゼロウェイストかつ経済的です。
産毛にはフェリエなどの電動カミソリが長く使えて便利です。(高校時代に購入したフェリエは10年間現役でした)
また、同じく使い捨てになっていることが多いコットンも、繰り返し使えるように布で作ってしまうと良いですね。
私は肌に合わないことが多いので使っていないのですが、LUSHはパッケージフリーで石鹸を買うことができるようです。
容器回収やリフィル(詰め替え)などのエコな取り組みを行なっているブランドはこちらの記事にまとめてあるので、よかったら参考にしてみてください。
→エコ・ゼロウェイストな化粧品・メイク・スキンケアブランドまとめ
アイテムを減らす
思い切って、そもそものスキンケアアイテムを減らしてしまうのも一つの手です。
試してみた結果、アイテムを減らす難易度は以下のように感じました。
(減らすのが易しい)クレンジング>乳液>化粧水>洗顔料(減らすのが難しい)
メイクは洗顔だけでもほとんどが落ちます。
一説によれば、クレンジング剤はかえって肌のバリア機能を壊す原因になる可能性もあるとのこと。
思い切ってクレンジングを無くしてみても良いかもしれません。
私は最初は「太白ごま油」をクレンジングと保湿どちらにも使っていました(もともと食用なので使用は自己責任ですが、合わなかったら料理に使えます)。
アイテムを手作りする
化粧水やリップクリームなど、手作りできるものは意外と多いです。
自分で作れば経済的ですし、ゴミの発生もかなり抑えられます。
私は歯磨き粉とコットンのみ手作りしています。
スキンケアルーティーン、私の場合
- 洗顔は基本的にぬるま湯
- 保湿はワセリンのみ
- ムダ毛の処理は安全剃刀
- 体は柿渋石鹸で洗う
現在、基礎化粧品としてはワセリンだけを使っています。
朝も夜も、ぬるま湯で顔を洗ってワセリンを薄く塗布するのみ。
体は柿渋石鹸で洗うだけです。
脱毛に通ってからかなり頻度が減りましたが、ムダ毛の処理は安全剃刀で行なっています。
以前から興味があった「肌断食」をこの機会に実践していることもあり、このような最低限のスキンケアに落ち着いています。
ただし、私の場合、仕事は在宅で人と接する機会はほとんどありません。
コロナ騒動によってさらに外出が減りました。
そのため、日常生活での「美しく見せる」ための心遣いはゼロ、常にどすっぴんです。
なので、現状のスキンケアはあまり参考にならないですね・・・
ちなみに普通にメイクをしていた時のルーティーンは
- 朝はお湯洗顔
- メイク落としは「太白ごま油」
- 洗顔は「ミノンスキンソープ」
- 保湿は「太白ごま油」
という流れでした。
太白ごま油は無臭で伸びもよく、気に入って使っていましたが、「九鬼の太白ごま油」から「かどやの純白ごま油」に変えたところ、肌が荒れてしまい・・・
それ以来どうも敏感肌になってしまったので、肌断食を実践しているという訳です・・・
肌断食はまだ始めて2ヶ月ちょっとなので、感想も含めてまた記事にしたいと思います。
ゼロウェイストなスキンケア探しは長期戦
スキンケアは個人の生活スタイルや肌質に左右されるので、万人にとってこれがベスト!というものは無いはずです。
シンプルなスキンケアにするほどゼロウェイストに近づきますが、それは化粧品に頼らないということ。
生活習慣や食事、運動などを見直すことが、納得のいくスキンケアへの近道なのかなと思っています。
これからも長期戦覚悟で試行錯誤を続けていきます。
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