東京に住むgruntyが、キャッシュレスやゼロウェイストなどを中心に、日々の試行錯誤の中での学びをシェアしていくブログです。
gruntyについて
こんにちは。私はgruntyです。
東京都八王子市で、夫と一匹の猫と暮らしています。
仕事はWEBサイト運営や、たまにライティング。
当初このブログはキャッシュレス決済を中心とした雑記ブログにしようと目論んでいたのですが、
興味の範囲がゴミをなるべく減らす「ゼロウェイスト」や、いわゆる「エコ」に傾き、最近ではもっぱら環境問題を中心としたエシカルな生活について発信するようになりました。
極度の面倒臭がりでズボラな上、非常に利己的な性格の自分がこんなことに興味を持つとは思ってもみませんでした。
しかしハマりやすい性格が奏功してか、家庭内でのゴミを減らそう!と決意してからゴミ出しは3週間に1回程度に。
ゴミ出し3週間に1回でストレスフリー!家庭ゴミを減らすためにやったこと
ほとんどが飼っている猫の排泄物で、生活から出るゴミは(以前と比べたら)ごくごくわずかに抑えられています。
先にも述べましたが、私はもともとエコに関心が高かったわけではありません。
むしろ、いわゆる「エコな人」を見ると、何もしない自分が責められているような気持ちにもなって、ちょっと苦手でした。暇な人だな、とも思っていました。
そんな私が今も飽きることなくゼロウェイスト生活を続けられているのは、ゴミの出ない暮らしが気持ちよく、工夫のしがいがあって、楽しいからです。
環境問題には難しいこともたくさんありますが、このブログでは個人でできる楽しい活動をシェアしていけたら良いな、と思っています。
ゼロウェイストに興味を持ったきっかけ
仕事で大学の先生と関わる機会があったことがきっかけです。
彼女が研究していたのは、気候変動について。
なかでも、石油会社にお金を流しているメガバンクから預金を撤退しよう!という「ダイベストメント」という学生運動をテーマにしていました。
それまで私は気候変動という問題があるということは知っていても、「個人ではどうすることもできないよね」と思っていました。
そういう問題に対処するのは政府の仕事だし、それこそ大学の先生のような偉い人にしかわからない諸々の事情があって、私たち一般市民がどうこうしたところで何も変わらないでしょ、と。
でも、ダイベストメントは草の根レベルの市民による活動。
「環境に悪いお金の使い方をしているメガバンクにはお金を預けない」という、単純かつ個人でも実行可能なものです。
環境に良いこと=不便なこと(エアコンを使わなかったり、レジ袋をもらわなかったり、車の利用を避けたり・・・)というイメージがあった私にとって、これはちょっとした衝撃でした。
こんな単純なことでも環境へのアクションになるんだ、と。
それから私は結婚で姓が変わったことを機にネット銀行を開設し、クレジットカードの支払い元も移し、メガバンクの利用を避けるようになりました。
奨学金の支払いだけがネット銀行に対応していないことがネックですが、面倒だったのは最初の手続きだけです。
この経験から、環境問題と自分の行動との関わりについて、うっすらと考えるようになりました。
環境に対して個人ができる取り組みには、他にはどんなものがあるのだろう?
そうしてたどり着いたのがゼロウェイストでした。
ゼロウェイストめちゃ楽しそう
「ゼロウェイスト」を調べてみると、どうやら「メイソンジャー1つに1年間の家庭ゴミを抑える」という驚異的な活動をしている人がいるようでした。
「これはちょっと・・・エコに毒されてるでしょ・・・やりすぎだわ・・・」と一度はドン引きしたものの、よくよく調べてみるとゼロウェイストに取り組んでいる人は、世界規模ではかなり多い模様。
それぞれがInstagramやブログで取り組みを発信していて、意外にもオシャレで素敵。
特に大好きだったのが、Paris to goという韓国系アメリカ人の女性のブログ。(残念ながら閉鎖してしまいました・・・)
整然と保存びんに入った食品やエコバッグ、素朴なマイカトラリーや銀色の安全剃刀など、使い捨てではないモノの美しさに惹かれました。
「こんな暮らし素敵だな、やってみたい」と思うように。
ミーハーな動機から、ゴミがなくなる喜びへ
最初はとにかくゼロウェイスト・グッズが欲しい集めたい!という消費主義丸出しのミーハーな動機で始めたゼロウェイスト。
- ステンレスの水筒
- 折りたたみカップ
- マイカトラリー
- 月経カップと布ナプキン
- 安全剃刀
- 炭酸水メーカー
- シャンプーバー
- シリコン綿棒
などを買い集めました。
結局いつものように無駄づかいに終わるか・・・という予感もありましたが、シリコン綿棒以外は現役スタメンで活躍中です。
シャンプーバーは肌に合わなくなってきたので変えましたが、固形石鹸で髪を洗う感覚がわかりました。
手芸やDIYも好きなので、手作りゼロウェイストグッズも多数。
手作りしたものとしては、
などなど。
これらもすぐに忘れ去られるか?と思いきや、使わない日はないくらいです。
ゼロウェイストって衣食住の生活全般に関わってくることなので、こういったグッズを使う場面がかなり多いんですよね。
もちろん今あるアイテムでまかなえるならそれが一番ですが、私としては、最初はモノから入っても良いんじゃないかと思います。
これらのグッズを使うことによって、ゴミはどんどん減っていきました。
今あるゴミについては、「他に活用できないか?」と考えるようになりました。
- 段ボールゴミ→重ねて猫の爪とぎに
- チラシ→折って猫の排泄物入れや、裏が白ければコピー用紙に
- 古着→切ってウエスに
さらにベランダで植物を育てるようになってからは雨水をためるようになったりして、割とがっつりとゼロウェイストにハマっています。
始めはマイバッグを持っていくことすら面倒臭がっていた私が、なぜ一見手間のかかる生活をしているかというと、楽しいからです。
ゴミが減っていくのが面白いんです!
さらに、使い捨ての商品を買わないので日用品の支出は下がります。
今の私を客観的に見れば「エコに毒された人」に近いかもしれませんが、この楽しさと金銭面でのメリットがなかったら、絶対にゼロウェイストなんてやりません。
発信したら、誰かの役に立つかもしれない
お店でモノを買うとき、過剰に包装されそうになって断る際に
「ゴミを減らす生活をしています」
「プラスチックを使わない生活をしています」
と言うと、納得してもらえてスムーズに事が運びます(夫が言ってくれる事が多いですが)。
そんな中で、たまに興味を持ってくれる人もいます。
もしかしたらそんな人がこのブログを読んでくれるかもしれない。
最近はそういう思いで更新をしています。
よかったらまた来てくださいね。