ゼロウェイスト

ゼロウェイスト・エコな筆記具や文房具。環境に優しい長く使える道具たち

なるべくゴミを減らすゼロウェイスト(ごみゼロ)な生活を目指しています。

ゴミを減らすにはペーパーレスな生活が大切ですが、私は昔から文房具好き。

綺麗な紙のメモパッドやノート、素敵な色のペンを見ると物欲が湧いてきます。

手帳は紙で管理したいし、書籍もできることなら電子書籍ではなくて紙の本が良い・・・

今回は、(今まで見て見ぬ振りをしていた)「紙モノ」のゼロウェイストに切り込んでいくことにしました。

ゼロウェイストorエコな文房具を選ぶために必要なこと

紙モノ関係のゼロウェイストは、何と言っても

  • 電子化(ペーパーレス化)

することが一番です。

例えば

  • スケジュールはアプリで管理する
  • なるべくメールを使って連絡する
  • ノートではなくパソコンやスマホでメモをとる

など。

ただ、私のようにどうしても紙とペンが使いたい場面があるという人もいると思います。

その場合は、

  • 繰り返し長く使える商品を選ぶ
  • リサイクル製品や中古品を選ぶ
  • 使い捨てのプラスチック製品は避ける

などが、よりエコな代替案になりそうです。

具体的にはどんな代替案があるのか、詳しく見ていきましょう。

手帳

毎年、秋口あたりからかわいい手帳がロフトの一角を占拠し、われわれ紙好きの物欲を刺激してきます。

しかし毎年新しい手帳を買っていてはもったいない。

スケジュールアプリで管理する

GoogleカレンダーやiPhoneのカレンダーなど、スケジュールアプリで管理するのがもっとも手軽でペーパーレス。

私も毎年繰り返すイベント(誕生日や命日など)はiPhoneのカレンダーに入れています。

また、家族間で予定をシェアすることもできるので、忙しい人は使い方次第で紙の手帳よりも便利に使えそう。

それでもやっぱり紙の手帳を使いたい場合は・・・

システム手帳を使う

猫に引っかかれてボロボロのシステム手帳

システム手帳はバインダーを繰り返し使い、紙のリフィルだけ交換するもの。

生活に関する諸々を紙で管理したい派の私は、現在この方法に落ち着いています。

マンスリースケジュールのほか、

ログインIDやパスワード、住所録、気に入ったレシピや本の言葉、お土産にしたら喜ばれたものなどの記録を書いています。(地味にお土産リストには助けられることが多い・・・)

これまでは前年度の手帳からこれらを書き写したり貼り付けたりといった作業をしていたのですが、システム手帳なら必要なページだけずっと保管しておけるのでとても便利です。

バレットジャーナルにする

バレットジャーナルとは、ノートに自分でカレンダーを書き込んでしまう自己流の手帳術。

わざわざ製品を買う必要がない点がとってもエコ。

どんなノートも手帳に変えてしまうことができるので、使っていないノートを活用することができます。

再生紙でできたノートを選ぶのも良いですね。

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カレンダー

カレンダーも毎年更新が必要なアイテムですが、繰り返し使えるものに置き換えることができます。

万年カレンダーを使う

万年カレンダーなら毎年、何回でも使う事ができます。

特に予定を書き込む事はないけれど、曜日と日付をさっと確認したい・・・という方におすすめ。

 

ホワイトボードカレンダーにする

カレンダーには予定を書き込みたい!という人の場合は、

ホワイトボードに書き込むタイプのカレンダーなら、紙を無駄にすることなく繰り返し使えます。

ホワイトボードはプラスチックなので、どれだけ脱プラを目指すかにもよりますが、長く使うのであれば良い選択肢ではないかなと思います。

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昔のカレンダーを探してみる

あるいは、日付・曜日が同じになるような昔のカレンダーを使ってみるという手もあります。

例えば、1971年、1982年、1993年、1999年、2010年のカレンダーは2021年と日付も曜日も同じ。

ヤフオクやメルカリで格安で出品されていることがあるので、趣味に合うものがあれば使ってみては。

筆記用具

学生さんやノートとペンを愛用しているという方なら、筆記用具も再考の余地ありです。

ボールペンの代わりに万年筆を使う

ポールペンにもリフィルがありますが、インクのカバー部分はプラスチック製。

しかも使い切るたびに、小さいとはいえゴミが発生してしまう事が気になります。

そこで文房具好きな大人の方に、ボールペンの代替案としておすすめなのが万年筆を使う方法

万年筆ならガラスのインクボトルから直接インクを補充でき、ゴミを最小限に抑える事ができます。

見た目も美しく、所有欲も満たされるので文房具好きにはぴったりです。

万年筆は高価なイメージがあるかもしれませんが、安いものだと1000円から購入ができます。

万年筆には大きく分けて

  • カートリッジ式
  • コンバーター式
  • カートリッジ・コンバーター両用式

の3種類がありますが、おすすめは「コンバーター式」「カートリッジ・コンバーター両用式」のもの。

というのも、カートリッジ式はインクボトルから直接インクを補充する事ができず、小分けになっているカートリッジを購入する必要があるからです(=ゴミが増える)。

「カートリッジ・コンバーター両用式」タイプのものはインクを補充するためのコンバーターが別売りになっている事が多いので、合わせて購入します。

3000円以下の安価なものの中でのおすすめは

  • パイロットの「コクーン」(カートリッジ・コンバーター両用式、コンバーター別売り)
  • LAMYの「サファリ」(カートリッジ・コンバーター両用式、コンバーター別売り)

 

本体がプラスチックになってしまいますが、コンバーター付きでもっとお手軽なものだと

  • パイロットの「プルミックス」(カートリッジ・コンバーター両用式、コンバーター付き)
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  • エルバンの「HB-PEN07」(カートリッジ・コンバーター両用式、コンバーター付き)

 

私は高級感ある見た目が気に入って、パイロットのコクーンを使っています。

紙質によってはやや滲みます

サラサラとした書き心地がとても心地よい!

万年筆については後日詳しく記事にしたいと思っています。

 

シャープペンシルの代わりに鉛筆を使う

シャープペンシルは長く使えるアイテムですが、替え芯の容器のプラスチックゴミが発生してしまいます。

代わりになりそうなのはズバリ鉛筆。

コンポストがあるご家庭なら、削りカスも堆肥化することができてゼロウェイスト。

短くなった鉛筆は、補助軸を使えば最後まで使い切る事ができます。

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マーカーの代わりに色鉛筆を使う

蛍光マーカーはリフィルもほとんど売っておらず、空き容器は使い捨てするしかない商品です。

色鉛筆なら、プラスチックフリーな上に鉛筆と同じように使う事ができます。

ちなみにクーピーも使い勝手が良いですが、プラスチックが入っているので脱プラを目指す方は注意。(幼少期時代のものが余っているくらいなら活用すると良いと思いますが・・・)

ちなみに万年筆の上にマーカーを乗せると滲んでしまいますが、色鉛筆なら大丈夫。

蛍光色の鉛筆も販売されています。

 

消しゴム

最近主流の消しゴムはプラスチック製が中心。

軽くて文字を消しやすいという利点はありますが、もし新しい消しゴムを買おうとしているのなら、以下のような消しゴムも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

  • ゴム字消し(天然ゴムを使用した消しゴム)
  • 砂消し(研磨剤入りの消しゴムで、紙を削ることでインクも消す事ができる。こちらも天然ゴム使用)

あるいは、家にあるもので代用することも可能です。

  • 古いパン(美術関係の人が使っている手段)
  • 輪ゴム(丸めて消しゴムがわりに)
  • ゴム手袋
  • 指サック
  • 食器用スポンジ(乾いた状態で擦る)

天然ゴムを使用したおしゃれな消しゴムを買っても良いですね。

 

糊も代用できるものがたくさんあります。

使用頻度が高くないという人なら、わざわざ買う必要がないかもしれません。

  • お米(炊いたものを潰して使う)
  • 小麦粉、片栗粉(お湯で溶いて使う。冷蔵庫で2〜3日保存可能)
  • マニキュア

そういえば昔、父がお米を糊代わりに使っていたような・・・

マニキュアは古くても糊がわりにはなるので、使わなくなったものを再利用できて良いですね。

 

レターセット、一筆箋、ハガキ

この辺りも収集癖がある人にとっては難しいところ。

個人的には、障害者就業支援施設などのNPOで販売されている再生紙を使った商品がおすすめです。

めちゃくちゃ可愛くて激安

購入することで寄付にもなりますしね。

ネット通販をしているところはほとんどありませんが、地域の支援施設(レストランやパン屋さんなど)で販売されていることが多いです。

あるいは、自宅でもミキサーがあれば再生紙を作ることができるので、トライしてみるのも良いかもしれません。

キッチンでできる簡単な紙すきのやり方。再生紙でメッセージカードを作ろう

自分の生活スタイルに合わせて

今回は文房具におけるゼロウェイストのアイデアをご紹介しました。

といっても、文房具をあまり使わない人にとってはコストばかりかかってしまう面もあると思います。

家に余っているボールペンを1本ずつ使うだけで、実はかなりの年数新しいペンを買う必要がない、ということもあり得ますよね。

まずは家の中にあるものを最大限に活用することを忘れず、

生活スタイルや趣味嗜好に合わせて、ゼロウェイストを取り入れられると良いですね。(自戒の念も込めて・・・)

 

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