紙を作ってみたことはありますか?
本や便箋、チラシなんかができている、あの紙です。
今回は、チラシや裏紙を使って、再生紙のメッセージカードを作る方法をご紹介します。
ミキサーさえあれば、キッチンで簡単に作ることができますよ。
用意するもの
- チラシや裏紙などの紙類
- 豆腐の空き容器2つ
- ストッキングや排水溝用ネットなど、網目の生地
- タオル
- ミキサー
- 水
用意するものは以上です。
事前準備
- 網目の生地を豆腐の空き容器の底サイズに合わせてカット
- 豆腐の空き容器の底の部分に、画鋲やキリなどで穴をたくさん開けておく
もし牛乳パックなどで作る場合は、牛乳パックを2〜3日水に浸しておいて、ラベル部分を剥がしておきます。
紙をちぎってミキサーにかける
まずは紙を細かくちぎり、水を加えてミキサーにかけます。
色々な紙が混ざるとグレーっぽくなるので、白っぽい紙にしたい場合は、コピー用紙のような白い紙を多めに入れましょう。
(水を含んでいると少し色が濃く見えますが、乾くと多少薄くなります)
全体が混ざってドロドロになったらOKです。
豆腐の容器で濾す
- 豆腐の容器
- 網目の生地
- ミキサーにかけたドロドロの紙
- 網目の生地
- 豆腐の容器
の順に重ねます。
上からぎゅっと豆腐の容器を押し込み、水をしっかり排出させます。
この時、お好みで植物などを入れても可愛いですね。
花やハーブのタネを漉き込めば、オシャレな「シードペーパー」にもなります。
シードペーパーは、紙ゴミとなった古紙を再生し、さまざまな花の種を漉きこんだ、環境にやさしいリサイクルペーパーです。
ひと晩水につけて土に埋めると、数日で発芽し、やがてお花を咲かせます。
水気をとる
網目の生地に紙が挟まった状態のまま、タオルの上に置きます。
タオルでしっかり挟んで、水気をとります。
網目の生地を剥がし、出来上がった紙はそのままタオルの上で乾かします。
完成
紙がしっかり乾いたら、好きな形に切って完成です。
お肉のトレイや味噌の容器などを活用すれば、サイズ違いの紙も作ることができます。
意外と簡単で楽しい「紙すき」
実は以前から興味があったものの、「紙すきはハードルが高いな」と思っていました。
でも、この方法なら家にあるものでできるし、所要時間は後片付け含めて小一時間程度です。
何より、ドロドロになった紙からぎゅっと水気を絞って、新しい紙を作り出していくのがとっても楽しい。
家族でワイワイとやってみるのもおすすめです。
既製品のように「ツルツルで綺麗」な紙ではありませんが、それも手作りの味。
これからのホリデーシーズンに、手作りのメッセージカードを添えてみてはいかがでしょうか。
ランキング参加しています。押していただけると励みになります。