どくだみの花が咲く季節になりました。
わさわさと生えているどくだみを集めて、自家製のどくだみ茶とチンキ(ハーブの濃縮エキス)を作ってみました。
自家製どくだみ茶の作り方
- どくだみを集める
- よく水洗いする
- 軒下などの風が通る日陰で1週間程度干す
- パリパリに乾いたら刻んで、保存容器に入れる
水洗いしている間はものすごい匂いがしますが、干して乾燥させると気にならなくなります。
私の場合は洗濯ピンチを使って、ベランダで干しました。
どくだみ茶の味
急須を使い、普通の日本茶と同じ要領で淹れてみました。
クセはなく、意外とさっぱりしている印象です。やや甘みも感じます。
ノンカフェインなので夜でも安心して飲めますね。
アレルギーや便秘解消にも効果的とのこと。期待・・・!
ハーブティーが効きやすい体質なので(飲んだあと爆睡してしまったことがあった)、1日2杯程度にとどめています。
どくだみチンキの作り方
どくだみの花の部分を使ってチンキを作ることができるようなので、そちらにも挑戦してみました。
ハーブの濃縮エキスのことをチンキと呼ぶそうです。
どくだみのチンキはかゆみ止めや虫除けスプレー、化粧水などに利用することができます。
- どくだみを集める
- よく水洗いをして、乾かす
- 花の部分を取り、保存瓶に入れる
- 35度以上のアルコールを、花がひたひたに浸かるくらい入れる
- 1ヶ月程度冷暗所に保存したあと、花を取り除く
こちらが1週間程度置いたもの。
こうして見ると瓶に対して花が少なすぎた感じはありますが、なんとなくチンキっぽくなってはいるようです。
気分はベニシアさん・・・
自分で作ればゼロウェイスト&楽しい
どくだみ茶を作ってみたきっかけは、「ティーバッグに入っていない」ノンカフェインのお茶がなかなか見つからなかったことです。
お茶を飲むたびにティーバッグのゴミが出てしまうのを避けたかったのです。
今回どくだみ茶を作ってみて、自家製ならばパッケージのゴミすら出ないことに気が付いてしまいました・・・!
大したあてもなく育てていたハーブ(キャットニップやミント)も、ハーブティーとして利用するように。
お茶の自給自足を目指してみます。
チンキも、効果・効能のほどは市販の薬には及ばないでしょうが、レクリエーション的に作ってみるのは楽しいものです。