【東京郊外ゼロウェイストショップ探訪】国分寺の量り売りショップnue by Totoyaさん

なるべくゴミを減らすゼロウェイスト（ごみゼロ）な生活を目指しています。

ゼロウェイスト運動が盛んな海外にはパッケージフリーを目指す量り売りのショップ（bulk store）が多く存在するようですが、日本では都心以外まだまだ少ないのが現状です。

（逆に昔ながらのお味噌屋さんや漬物屋さんが量り売りをしていることがありますが、昔気質のお店ゆえ情報が少なかったり）

そんな中、国分寺に容器持参・量り売りの「ゼロウェイスト・ショップ」なるものがオープンしていたという情報を知り、早速行ってみました。

カフェスロー内にある「nue by Toyota」さん

国分寺駅から歩くこと5分程度、「カフェスロー」さんに到着。

「nue by Toyota」さんはこのカフェ内の一角にあります。

カフェ内にあるということで一杯頼まなくてはいけないのかと思いきや、店内は広く、自由に動ける雰囲気でした。

他にも野菜や雑貨など、アンテナショップ（？）的に販売されていました。

休日の昼下がりでカフェにはお客さんがいっぱい。

憧れの量り売りショップ

「nue by Toyota」さんはカフェに入って奥の方にありました。

10畳ほどのスペースに量り売りの瓶がずらりと並んでいます。

ゼロウェイストについて調べるとき、必然的に日本よりも海外の情報が多くなってしまいます。

海外のゼロウェイスターの方々が「ライスやナッツはbulk storeで量り売りで買うのよ」と言いながら（得意げに）瓶から持参した袋に商品を詰める様が羨ましくて羨ましくて。

「ここに私が憧れていた状況がある！」と興奮しました。

地球を思いやるエコな人というよりはただの煩悩にまみれた小物ミーハー女です。

 

店内には豆やパスタ、ナッツや塩、チョコレートなどの商品が並びます。

 

シャンプーバーやフロス、蜜蝋ラップなどのゼロウェイストグッズも豊富でした。

早速、量り売りに挑戦

早速量り売りに挑戦してみます。

今回は「レンズ豆粉のラディアトーリ」（パスタ）を買ってみることにしました。

まずはスケールで空容器の重さをはかります。

今回は持参したシリコン容器（スタッシャーもどき）に詰めることにしました。

ちなみに、容器を忘れた方には繰り返し使えるコットンバッグも販売されていますよ。

重量を測ったら、シールに数字を書いて貼っておきます。

シールを貼ったら、いよいよ詰めていきます！

瓶の蓋は、取ったら上向きに置いておきます。（コロナ対策のため）

これこれ。これがやりたかったんですよ私はずっと。

とりあえずシリコン袋にいっぱいになるくらいに詰めてみたところ、200gくらいになりました。

試し測り用のスケールもあるので、自分の好きな量を詰めることができますよ。

使い終わったおたまは使用済みのトレイに入れておきます。

使用済みと未使用に分けられているので衛生的です。

コロナ禍で容器持参の量り売りショップは難しいのかなと思っていましたが、こんな状況だからこそ対策を徹底されているようです。

容器に詰め終わったら、レジに持っていってお会計です。

店員さんが容器の重量を引いて計算してくれます。

レシートの有無も選べるのが嬉しい。（不要な場合は印刷されません）

お近くの方はお試しを！

nue by Toyotaさんで扱う商品は、以下のようなこだわりがあるそうです（公式サイトより）

• 地球環境及び生産者の健康を害さない方法で生産されたもの

• ごみを極力出さないように最大限配慮して仕入れたもの

• 適正な価格で取引されたフェアトレード商品

• 一流料理人が認めるこだわりの味

まさにエシカルですね。

いつも近所のスーパーで買い物をする私にとっては値段は高めに感じましたが、それだけの理由がある商品ということでしょう。（実際、豆のパスタもおいしかったです）

やや高めといっても、量り売りでちょっとずつお試しできるのでハードルは低いです。

何より、パッケージゴミが出ないのがとても気持ち良い！

また、量り売りショップのノウハウの共有など、ビジネスサポートも行っているようです。

近くにお住まいの方はぜひ、空容器を持って訪れてみてはいかがでしょうか。

併設のカフェのメニューも美味しそうでしたし、他にもエコ＆オーガニックなショップがいくつか入っていました。

 

写真撮影＆ブログアップも快諾していただきました。ありがとうございました。

今後も東京郊外のゼロウェイストなお店を見つけたら紹介していきたいと思います。

 

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