エコミニマリズム ゼロウェイスト

「捨てない暮らし」の中で学んだこと、シンプルライフへの道【ゼロウェイスト】

なるべくゴミを少なくするゼロウェイストな暮らしを目指しているgrunty(@zerowastegrunty)です。

2019年11月、私はある考え方に出会いました。

このブログではおなじみの「ゼロ・ウェイスト」です。

ゼロ・ウェイストは、「リフューズ、リユース、リサイクル、ロット(堆肥化)」の原則に則った生活を送ることで、なるべくゴミを出さない、環境負荷の少ない暮らしを目指すムーブメント。

私はすぐにこの考え方に夢中になりました。

海外でのゼロウェイスト実践者たちが、バルクストアで瓶詰めにした食品や、かわいい竹の歯ブラシなど、おしゃれな写真や動画をたくさんシェアしていたことも、ゼロウェイストのライフスタイルに憧れるきっかけになりました。

日本での知名度は低かったものの、私は早速ゴミを減らすことに。

それから約1年半が経過。

以前は1ヶ月に160Lだった燃えるゴミの量が、1ヶ月に20Lになり、最終的には10Lになりました。

私たちは二人暮らしで猫を1匹飼っているのですが、今ではゴミを出すのは2ヶ月に1回です。

【ゼロウェイスト】燃えるゴミは2ヶ月に1回。家庭ゴミを劇的に減らす4つのステップ

正直、ここまでゴミを減らすことができるとは思っていませんでした。

無駄の少ないゼロウェイストのライフスタイルは、ゴミの削減という具体的な成果をもたらしただけではなく、精神的にも私に多くのことを教えてくれました。

今回は、私がゼロウェイストを実践する中で学んだことをシェアしたいと思います。

動画版はこちら↓ (右上のCCから日本語字幕出ます)

「面倒」なことの中に楽しさがある

ゼロウェイストに取り組み始めて、早い段階でコンポストを作りました。

【ゼロウェイスト】賃貸ベランダコンポスト「キエーロ」、半年目の使用感

多くのゼロウェイスターたちがお勧めしていて、「ゼロウェイスト・スターターキット」の一つのような扱いをされていたからです。

始める前は、実は不安もありました。

私は虫が大嫌いだし、生ゴミを土に埋めるよりも捨てしまった方が楽なのは明らかですよね。

しかし、コンポストを使っているうちに、食べ物が分解されて土に還っていくのを見るのが楽しみになりました。

土に触れるとき、自分が不思議と癒されているのも感じました。

もちろん虫が湧いたり分解しなかったりといったトラブルもありましたが、コンポストに関するサイトを調べたり本を読んだりして、堆肥化の過程への理解を深めることで対処できるようになりました。

コンポストを使うことでゴミ箱の悪臭もしなくなりました。

ここで学んだことは、面倒に見えるものの中にも、やってみると楽しさや利点があるということです。

現代の日本、しかも東京で、生ゴミをコンポストで処理している家庭は多くはないでしょう。

私たちは効率的に働き、余分な労力を減らし、余暇をできる限り増やすことを目指しています。

しかし、私の場合、そうやって絞り出した余暇で何をしているかといえば、SNSやネットショッピングでした。

結局退屈していることも少なくありません。

不便さには工夫が求められますが、それは退屈とは程遠いものです。

「面倒なこと」や「不便」の中にも楽しみを見つけられる可能性があり、それはスマホ上で簡単に手に入るエンターテイメントよりも、ずっと深くて面白いということを知りました。

もちろん、不要な苦労をすべきだというわけではありません。

でも、自分のキャパシティの中におさまるのであれば、普段の生活に少し手間と時間をかけてみるのも楽しい経験になるかもしれません。

「足るを知る」こと

ゼロウェイストを実践する中で、自分の買い物の習慣に向き合うことになりました。

もともと、Instagramやブログで発信されていた「おしゃれなライフスタイル」に惹かれてゼロウェイストを始めたミーハー人間ではあるものの、

ゴミを減らしたり環境問題について調べているうちに、それはゼロウェイストの表面的な部分にすぎないということに気がつきました。

大切なのは竹の歯ブラシや新品の綺麗な瓶を揃えることではなく、「今持っているもの」を最大限に活用することです。

私は竹の歯ブラシを買い、タンブラーを買い、カトラリーセットを買い、ソーダストリームを買いました。その結果、たくさんのゴミが減りました。

良い買い物をしたと思っています。

でもそれ以上に「慎ましく生きること」がもっともエコなのだと気がつきました。

私は自分が買うものに対して自覚的になり、滅多なことではものを買わなくなり、本当に気に入ったものだけを買うようになりました。

古着などを使って新しいものを作るスキルも身につきました。

自分が所有していて使っていないものは、別の人に活用してもらうために売ったり譲ったりしました。

捨てない断捨離。エコに、楽に断捨離する方法【捨てられない人へ】

結果的に私の家には物が少なくなり、自分にとって楽しく生きるための必要十分な量を把握できるようになったのです。

実際、使い捨てを避ける生活は経済的にもプラスでした。

ゼロウェイスト・エコな生活はお金がかかる?実際は3年で10万円以上の節約に

  • ものを買わない→お金がそこまで必要ない→躍起になって働かなくても良い→自由な時間が増える

ゆったりとした気持ちで毎日を送れるようになった上、投資に回すお金も確保できるようになりました。

自分の意見を言う大切さ

私は内向的(コミュ障)な性格で、店員と話すのですら緊張するタイプです。

(一方で内弁慶というか、よく知っている仲の人には我を通してしまうのですが・・・私のゼロウェイスト生活は、一緒に暮らしているパートナーの絶え間ない協力のもとに成り立っています)

しかし、ゼロウェイストのためにストローやビニール袋などを断ることを始めました。

テイクアウトの食品は、持参した容器に詰めてもらえないか頼むこともあります。

初めてのお店では、今も「迷惑じゃないだろうか」「困らせてしまうんじゃないか」と緊張します。

しかし、実際は快く受け入れてくれるだけではなく、お礼を言ってもらえることが多く、滅多に断られることはありません。

(お店側にとっても容器代がコストになっているんでしょうね)

断られても、「わかりました」と言えば済む話です。

自分が「こうして欲しい」と人に頼むことは、そんなに難しいことでも、恥ずかしいことでもないということに気がつきました。

たとえそれが店員さんのような初対面の人であっても、礼儀さえ忘れなければ嫌な顔はされません。

ある人にとっては当たり前のことでしょう。けれど、内向的な私にとっては大きな発見でした。

違う視点を持つこと

日本はとても清潔な国で、日本人はきれい好きな国民性だと思います。

そのおかげで、スーパーマーケットの食品はひとつひとつプラスチックで梱包されています。

ゼロウェイストを始めたばかりの頃はそれがすごくストレスでした。

そこで、「なぜこのような状況になっているのか?」を考えてみました。

この状況にも理由があります。

食品をプラスチックで保護することで寿命を伸ばしたり、瓶ではなくプラスチックパッケージを使うことで輸送のCO2を抑えたりすることができることがわかりました。

もちろん、だからといって過剰包装が良いというわけではありません。

しかし、プラスチックで保護された野菜は、私たちの「新鮮なものを、いつでも、好きな時に買いたい」という需要に応えた結果なのです。

それまではプラスチックはこの世から無くすべきだと思っていましたが、話はそう単純ではないことがわかりました。

また、プラスチックの製造にかかるCO2の量は、他の素材よりずっと少なくて済むことも。

問題は耐久性が低いこと、使い捨ての商品が大量に製造されていること、ゴミとして適切に処理されていないことです。

例えばステンレスボトルはプラスチックボトルより長持ちしますが、すぐに買い替えていたら製造時のCO2の「元は取れない」ことになります。

だから、無闇に脱プラを目指すというよりは、消費行動自体を見直すことが必要だと今では考えています。

この経験は、私に別の立場に立って考えることを教えてくれました。

ゼロウェイスト修行は続く

ゼロウェイストな生活を送ることは、私に精神的な成長をもたらしてくれたんじゃないかなと思います。

物質的にも精神的にも、「本当に必要なもの」を見極めるきっかけになりました。

文章にすると大袈裟になってしまいますが、ポイントは、これらのことを意図せずとも楽しみながら学ぶことができたという点です。

ゴミを減らすのはゲームのようで面白いです。

まだまだこれからも修行は続きます。どんな学びがあるのか、楽しみです。

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